日本一太った葬儀屋日記



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虫の知らせ ~信念と愛情~

虫の知らせってご存知ですか?
虫の知らせとは亡くなった方が無くなる直前、直後に寿命を悟ったかのような感覚に行き着き、親しかった相手に知らせに行くものと、自分自身で気づくパターンの2種類あります。

ちょっとオカルトっぽい話ですけど、人間も自然の中で生きる生物なんだなぁと思えば理解しやすいと思います。

今回は私の家の近所の本屋さんのお爺ちゃんの話なんですが、その方は終戦後に書店業に従事し、ご自分のお店を持たれてからも、お亡くなりになる直前までお仕事をされていたそうです。
その日もお仕事を終えていつも通りにお休みになられたそうですが寝つきが悪かったのでしょうか定かではありませんが、深夜にどうしてもご自分のお店に行かなくてはならない気持ちになり
静寂に包まれた中、数時間をお店で過ごされていたそうです。

翌日、そのお祖父ちゃんは息をひきとりましたが、その顔は安らかで微笑んでいたようにすら見えたそうです。

私はその話を聞いて、お祖父ちゃんきっとお店に最後のお別れをしていたのでしょうね。と言うと家族の方もやっぱりそうですよね。と涙ながらに同意してもらいました。

人間は一つのことに愛情と信念を持って行えば、たとえ目標を完遂出来なくても、報われる日が来るのだと私は思います。
たとえそれが、仕事であれ、恋愛であっても精一杯生きることが大事なのではないでしょうか?
いかに生き永らえるかよりも、いかな生き様を見せられるかが大切な事だと思います。

お互いにカッコいい背中を見せて生きたいですね。


読んでいただき誠にありがとうございます。
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by daipart2 | 2005-06-20 11:50 | お別れの詩

フューネラルビジネスフェア

月日は流れ水無月となり・・・
毎年、この時期に行われるフューネラルビジネスフェア、全国津々浦々から東京の平和島にある東京流通センターを目指し、葬儀業界関係者の民族大移動が二日間に渡り起こっていることがあまり知られていない。(当たり前だが)

ここ10年近く毎年開催されているので、現在ではお盆前の業界の風物詩となりつつある。
今回は、ごく最近テレビ等での葬儀特集が多数あったせいか例年よりマスコミ関係者が多い感じでした。

このフェアが始まった当時はまだまだ一般的な業者よりも、いかに葬儀屋に祭壇などを売り込もうかという会社が殆んどだったのですが、10年の月日は業界の体質を変えてしまい現在ではその様な業者は殆んど見受けられません。

私は古い人間ですから、そんな業者との駆け引きも楽しかったんですが、今となっては懐かしい思い出です。

ここ何年かで一番増えているのがインターネットを使った葬儀社紹介センターなどIT関連の業者が中心ですね。

その様なところは葬儀業者らしい人が前を通ると露骨に、契約すれば仕事を回しますよ。とのアプローチをかけてきます。
私はこんな業者に下に見られるのも嫌ですから相手にしませんけど、この様な業者に本気で葬儀の相談に行かれるお客さんの事を思うと胸が痛みます。
お客さんの前で奇麗事を言っていても、所詮昔からある葬儀社の上前をピンハネするブローカーに毛が生えたような連中です。
自ら手を下さずに美味しいところだけで偽善の仮面をかぶってビジネスをしているようですが
葬儀業界が本当によその業界と肩を並べれるようになったときには、きっとその様な業者は淘汰されているのではないでしょうか?

私がこのフェアで毎回楽しみにしているのが本当のプロに出会えることと講習をうけてくることです。
今回は静岡のお花屋さんが、浮世絵の波と富士を表現しているものに圧倒されました。
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そして講習では講師の先生による実体験に基づいた講演の基、本当にあるべき姿のサービスと本当の意味でのマナーを学ぶことが出来ました。
この講習で学んだことは早速今日より実践していますが、ソフト面で他社と圧倒的な差をつけたい私としてはかなりいい感じです。
このまま我が社の社員のモチベーションも上がりまくってくれたら最高なんだけれど。

もう一つは、この様なフェアには必ずある霊柩車。
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上記は日産のシーマのリムジン使用なんですが車両価格が¥16.000.000
一瞬、欲しくなりましたが私の年収の三年分以上なんて買える訳が無い。。。

まぁなんだかんだでいい勉強をさせてもらいました。
また来年も参加したいですね。

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by daipart2 | 2005-06-17 23:57 | 日々徒然

命とプライド

先日、施行した葬儀は故人が、87歳のお爺様でした。
お亡くなりになる前日までお元気に過ごされ、翌朝起きてこないのを確認に行ったところ
息をひきとっていたそうです。

このお爺様とは、生前に私も何度かお話をしていたので、特別に思い入れがあり悲しみの中でもしっかり送ってあげなければと気持ちを切り替え仕事にとりかかりました。

今日はそんなお爺様のエピソードを少々、お話します。

そのお爺様は、旧日本軍の復員兵で、話すたびに今の俺はお釣で生きているんだよ。
本当ならば、戦友と共に、ビルマの山の中で死んでいる筈だった。
無事に内地に帰って来れたのはたまたま運が良かったんだ、とおっしゃっていました。

私は、当時はどんな気持ちで戦地に赴くのか聞いてみたのですが、良くテレビや新聞で
報じている様なお国の為と言うよりも、このままでは異国に蹂躙されてしまう。
その時、自分の暮らしてきた地域や愛する家族の生活が踏みにじられてしまう。
それならば、自分が戦いに行くという誇り高い気持ちだったそうです。

現在、マスコミや教科書が報じているものよりも重みのある言葉は本来ならばもっと色んなところに届けられていいのではないのでしょうか?

今回の葬儀を通してお爺様の戦友の方から他にも色々なお話を聞くことができました。
銃弾に撃たれたままシベリアに抑留され、戦争が終わって6年経ってから戻って来た方、
特攻隊の志願兵で、たまたま飛行機が飛べずに翌日に終戦を迎えた方。

誰もが、ただ生きながらえるのではなく、命をどのように使うがか大事な事を知っている方達です。

先日、フィリピンで旧日本軍の生存兵がいるという報道があった際にも、戦友同士で連絡を取り
我々が今まで生きながらえていたのは、彼らを本土に迎える為だ、と話し私財を投げ打ってでも戦友を迎えてあげなければと話し合われていたそうです。

こんな話しを聞くと今の自分がいかに情けないんだろうなんて考えてしまいます。
ただ、私もこの様な思いが確かにある事を、葬儀を通じて次世代に伝えていけるように精進したいと思います。



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by daipart2 | 2005-06-13 13:54 | 私の思い

葬儀特集番組を見て

先日の7日、8日と二日続けてテレビ東京、NHKで葬儀の特集をおこなっていましたので拝見しました。

テレビ東京の番組では喪主の立場になった切り口で、従来には無かった視点で構成されていたので一般の方には参考になったのではないだろうか?

最近、このような番組で必ずあるのが悪徳業者の座談会だ。
あのような業者がいるのは事実であるが、葬儀業界に限らずどのような業界にも、消費者寄りの業者と消費者を無視した利益優先の業者がある事は間違いないであろう。

しかし、あのような視点で番組を構成すると新たな悪徳業者の誕生に繋がるような気がするのは、私だけであろうか?

私は中学生の時に山村留学をしていた時に、テレビのドキュメンタリーの取材を受けたことがあるが、その様なドキュメンタリー番組であっても常に、リアルタイムで取材をおこなっているのでは無く、作っている部分(悪く言えばヤラセ)が殆んどであり衝撃を受けた事を思い出す。

番組を作っている方は、面白いモノを作らなければいけないと言う気持ちが優先してしまうことは、心情的には理解出来ますが興味本位でオモシロオカシクするのではなく、消費者にとってあのように不安を煽る様なものではなく、本当に役に立つ情報を載せた番組が求められているのではないだろうか?

さらには番組では心づけが必要と言っていたが、私の知る限りでは殆んどの地域で心づけの撤廃が徹底されている。
東京都などでの民間事業者主体の火葬場などではいまだに心づけが必要なのも事実だが、このようなケースは現在では少数派である。
スタッフへの心づけの要請があるような業者はあまりいい業者とは言えないだろう。
見積もりなどを取るときに心づけの有無を確認するのも業者を判断する材料になるでしょう。

また、ネットの普及により葬儀社紹介センターの話も出ていたが、私の方にも何度か営業に来たことがありますが、お話をすると確かに立派な意見を言うのですが、なぜ実際に施行しないのか聞くとあくまで紹介業ですからと逃げてしまうのです。

現在の葬儀に不満を持ち、儲けを度外視して本当に理想に燃えて葬儀に携わるのであればNPOなどを立ち上げてアピールするのが本来あるべき形ではないでしょうか?
どんなに奇麗事を言っても会社組織である限りは、業務を行い利益をあげるのが第一です。
結果的に余分な仲介が入れば、その分の費用は結局消費者の皆様が負担しているのは間違いないでしょう。

お気に入りのレストランや洋服屋さんを探すように葬儀屋も事前に自分自身で探すのが一番いいのでは無いでしょうか?

色々と、苦言を申しましたが葬儀業界も、10年前では考えられないくらいに情報公開が進んでいます。
縁起でもないなどとは考えずに、今度の休日は葬儀屋さん巡りや、自分らしい葬儀を考えてみるというのはいかがでしょうか?

案外、あなたにとって新たな世界が発見できるかもしれませんよ。


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by daipart2 | 2005-06-10 14:41 | 私の思い

お盆ぼんぼん

お盆のルーツ
7月もしくは8月の13.14.15日はお盆ですね。
本来は旧暦の7月(現在の8月)に行われていました。
最近では地域により7月もしくは8月に分かれて行われています。

お盆の正式名称は盂蘭盆会(うらぼんえ)と言います。
盂蘭盆会とはサンスクリット語のウラバンナと言う言葉ルーツになっております。
この言葉の意味は、逆さ吊りと言う意味なのですが、仏教用語では地獄で責め苦にあっている
人々を救う法要と言うように解釈されています。

お盆と言う行事のルーツはお釈迦様の弟子の一人である目連尊者がお母さんを救う話に由来します。
目連尊者がある時、神通力により死後の世界を覗いた所、尊者のお母さんが地獄に落とされ苦しんでのを見つけました。
見ることは出来ても、実際に救う事の出来なかった尊者はいてもたってもいられず、師匠であるお釈迦様に相談したのです。
そこでお釈迦様は言われました。7月15日(旧暦)に修行を終えた僧侶たちが戻ってくる。
その者達を招き供養してもらい、多くの供物を多くの人々に振舞えばお前の母親も救われるであろう。
その話を聞いた尊者はさっそくお釈迦様の教えを行ったところ、その功徳により尊者のお母さんは地獄より救われ、極楽に行かれたとの事です。
この話を聞いた人々が、亡くなった家族が地獄で苦しまないようにと目連尊者を模倣したのがお盆のルーツと言われております。

日本におけるお盆の始まりは、仏教の伝来より少し遅れて、推古天皇の606年に初めて行事として行われたと伝えられております。

現在のお盆は仏教的な意味合いだけでなく、農耕儀礼、祖先信仰などと融合し、地域ごとの民族、伝統儀式としての意味合いも強くなっております。
その意味では、これが絶対に正しいというものはありません。
ただ、親族、縁者が集まり、ご先祖様を偲び、命の繋がりを自覚し、今の自分をかえりみる
と言う気持ちは1000年余りの昔からも変わらぬものでありましょう。
新盆
故人の四十九日の忌明け後、初めて迎えるお盆を[新盆=ニイボン]といいます。
【新盆=アラボン】、【初盆=ハツボン】、【新盆=シンボン】などと呼ぶこともあります。

※四十九日の忌明けより前に、お盆を迎えた時は、その年でなく、翌年のお盆が、新盆となります。 

・新盆の時は、親戚・知人・近親者を招き、僧侶を迎えて、読経してもらいます。
(読経のあとは、仏への供養の意味で、参会者全員で食事をします。)

・仏壇には盆の期間中、朝、昼、晩と3度の度に家族と同じように食事を供えるようにします。これを「霊供膳(れいくぜん)」と言います。

・普段のお盆よりも手厚く供養するのは、人の気持ちのあり方としてとして自然なことと言えるでしょう。

◆最も丁寧な新盆の迎え方

・盆棚=精霊棚(しょうりょうだな)を設け、初物の農作物でつくったお供物(きゅうり・なす)を飾り(現在ではわら製の代用品が一般的です。)、13日にはおはぎ(ぼたもち)でお迎えして、14日にはそうめん、おにぎり、15日には団子を供えます。他にも故人の好物なども供えます。なお、このお供物は墓前にも供えるので用意します。
また、お盆の間は精霊に自分の家を教えるために、軒先に新盆堤灯を飾るものとされています。
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■新盆提灯■



新盆を迎える家でととのえたり、親戚や知人から、お盆の前に贈られたりします。

※新盆に限り、精浄無垢の白で霊を迎える意味から白木で作られた紋天が最も多く使われます。
軒先や縁側や仏壇の前に吊るして火を灯し、その灯りによって精霊に迷うことなく家まで導かれるという意味が込められています。新盆用提灯は1回(1年)限りです。


※新盆用の白い提灯は昔は自宅の庭でお焚きあげ(供養のため燃やす)をして土に埋めたり、川に流したり、菩提寺に持っていき供養をしてもらいましたが、現在では火袋に少しだけ火を入れて燃やし鎮火を確認してから新聞紙などに包んで処分する事が多くなっています。

・新盆提灯は、お盆のあと、お寺に納める習慣になっているところもあります。

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by daipart2 | 2005-06-05 15:28 | 四季の流れ


千葉県佐倉市で松井葬儀社を営んでいるお酒と音楽をこよなく愛する日本一太った葬儀屋海保大亮「かいほだいすけ」の日々の思いを書いてあります。
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